9/22~11/4は火星が蠍座を運行中。
もしかして、下に書いてあるような「イライラ」「どしーん」を味わってるライツ不動宮さんもいるかな?と思い、2021年に書いた記事を一部リライトしました。
『トランジット火星をプラスに使うための対処法』と合わせてどうぞご活用ください!
なんとなくイライラする、テンションが高い、やる気が出る。
そんな時期はときどきやってくるものですよね。
たいがいの場合、それはトランジット火星と関係しています。
専門的に言えば
ネイタルの太陽/月/火星に対して、トランジットの火星が合/ハードのアスペクトをとる時期。
上昇するエネルギーを上手くコントロールできれば「殻を破るチャンス期」に。
エネルギーを過剰に使いすぎると「イライラ警報期」に。
そんな諸刃の剣みたいな星の配置ですが、エネルギーの出し方をちょっと間違えてしまう人も多めです。
そして実は、このアスペクト。
2021年以降、ライツ(太陽か月)が不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)の人にはけっこう強めに効いてます。
「気分が落ちてる」「疲れてる」「イヤなことがつづく」「イライラしてる」「ケガをした」などなど、しかも「なんとなくモヤモヤ……」じゃなく、けっこうドシーンとくる感じです。
不動宮のトランジット火星が強くなっている理由
なぜ今、不動宮さんにはトランジット火星の影響が強めなのか?
それは2025年現在、冥王星が水瓶座・天王星が牡牛座(不動宮)を運行しているからです。
※2025年、天王星は一時的に双子座へ移動していますが11月には再び牡牛座へ戻り、2026年4月26日まで滞在します。
水瓶座の冥王星&牡牛座の天王星が示すのは「古びた価値観を脱いで新陳代謝する」という時代の課題。
ところが、不動宮は「今までの自分のやり方」に固執するサインです。
「私は変わる必要がない!」と抵抗すればするほど摩擦は激しくなります。
そこに「火種はねぇが~」とやってくるのがトリガーの火星。
冥王星・天王星・火星の3天体が同時に不動宮に入ることで、ホロスコープの中で強力なハードアスペクトが作られます。
もともと摩擦でパチパチしていたところに着火するので一気に燃え上がり、最初に書いたイライラ爆発が起こりやすくなる、というわけです。
つまり。
この時期、不動宮さんが落ち込んだり怒ったりしてるなら、表面上の火星ではなくもっと根底の天王星&冥王星マターに問題があるということ。
この問題を解決しない限り、「表面上は違うけど根底は同じ」という問題が何度でも起こります。
火星の発散とコントロール方法を学ぶ
実のところ、変化のときがきたら抵抗せず自ら変化を起こす方がラクです。
これは、ご自分があるべき場所へ進むための変化なので。
不動宮だけでなく活動宮も柔軟宮でも同じです。
じゃあ、ライツ不動宮さんが何を意識すると良いのか?
下はそのためのヒントです。
これを意識し古い殻を破っていくことで、火星はポジティブなパワーを発揮し始めます。
ライツ牡牛座・・・客観性を養い、時代や状況に合わせてご自分を変化させる。
ライツ獅子座・・・「私が私が!」ではなく、相手の要求に応える。
ライツ蠍座・・・人生のベースになる部分を作り変えていく。
ライツ水瓶座・・・ご自分がご自分らしくあるための選択と行動。
2026年には天王星が双子座へ移動しますが、ラスボス冥王星は2044年まで水瓶座を運行します。
また2026年6月に木星が獅子座へ入ると、今度は火星をチャンスに使うことが今よりスムーズになります。
ぜひ、はやめにトランジット火星のコントロールを学んでポジティブに活用してくださいね!
また、火星のイライラや疲れには、寝る! 休む! 一歩引く! が鉄則です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。






