さて、サターンリターンを深掘りするコラムのパート2です。
パート1では
★土星の回帰サイクル
★ネイタル土星の役割
★最初のサターンリターン
について解説してきました。
今回は40代・50代・70代で迎えるサターンリターンとハーフリターン、そして「サターンリターンはつらい」という誤解と例外ケースについて解説していきますね。
パート1はこちら⤵
最初のサターンリターンを終えた後は?
さて、28~30歳のサターンリターンで「意識のスイッチング」が起こった後はどうなるのか。
私個人は、30代のステージに上がったら
「ここから見える人生は長くて広かった!」
「おお、ここから人生の本番なんだ!」
と思いました。
宝塚歌劇団に例えるなら、サターンリターン前は音楽学校生、サターンリターン後は歌劇団員って感じ。
(例えていいんだろうか)
ここから次のサターンリターンまでの約30年間は、この世界の中に自分の居場所をつくっていく時期です。
30~50代は、社会の中心を担っていく世代ですからね。
このとき開花させていくのがネイタル太陽の自己実現力、そしてネイタル火星の推進力。
仕事に熱中する人、子育てに奮闘する人、研究や社会活動に力を入れる人、などなど皆それぞれご自分のネイタルに合ったやり方で自分自身の人生を生きていきます。
★ネイタル太陽に合う生き方をするためのトランジット土星効果についてはこちら⤵
40代前半のハーフリターンは大事な分かれ道
1回目と2回目のサターンリターンの間に起こるのが、土星のハーフリターン(オポジション)です。
これを迎える40代前半は、実はけっこうな変動期。
土星のハーフリターンの他にも
ネイタル天王星✕トランジット天王星のオポジション
ネイタル海王星✕トランジット海王星のスクエア
(今のところは)ネイタル冥王星✕トランジット冥王星のスクエア
がたてつづけに起こります。
ここで再び重要なのが、意識のスイッチング。
ポイントその1は
年齢に合わせた仕事のペースや暮らし方に変えていくこと。
20代・30代の価値感やセルフイメージを塗り替えること。
そこに縛られていると、この変動は心身に対してけっこうキツく効きます。
特に体調管理は大切にしておきましょう。
ポイントその2は
自分のための居場所づくりではなく、居場所を求める人々のサポート役を始めること。
器を大きくして、20代の自分が許してもらっていたように許していくこと。
つまり木星年齢(45歳~)を豊かに生きるための準備に入るんですね。
ここで生き方を切り替えて、人生後半のライフワークに入っていく人も多めです。
最初のサターンリターンで上京した後、フリーの編集ライターとして本格スタート。
本当に恵まれていたし天職だったと思います。
が40歳の手前で、あるきっかけがあり地元へUターン。
その後、予想外の展開で西洋占星術が仕事になり、1年後には北國新聞文化センターからお誘いをいただき講師の仕事がスタートしました。
その1年間が私のハーフリターンです。
(このあたり旧ブログにも書いてます⇒実体験による「11ハウスにt土星滞在」の話)
50代のセカンド・サターンリターンは解放
さて。
60歳の前に、ついにやってくるのがセカンド・サターンリターン。
このとき、人は30年前と同じことを感じます。
「やばい、このままでいいのか!」
と。
最初のサターンリターンは、若さの免罪符がなくなること、まだ何もできていないことへの焦りでした。
でも、セカンド・サターンリターンの焦りは違います。
「このままで人生を終えたくない!」
60歳の手前で早期退職、引退、家庭環境の変化などを通して生き方を変える人がいますが、これはセカンド・サターンリターンのわかりやすい例。
50代ともなれば、すでに人生の中でたくさんの役割を果たしてきました。
でもここから少しずつ、社会の中心の世代というメインステージから降り始めます。
降りながら土星の「縛り」をほどき、今度は土星を「本来そうありたかった喜び」のために使っていくのです。
宝塚歌劇団に例えると、専科あるいは退団。
(書きながら緊張)
必要に応じて周囲や下の世代をサポートしつつ、自分自身の道を進んでいくんですね。
ここから成功や評価を求めるのではなく、個人としての幸福を追求していきましょう。
私の両親はセカンド・サターンリターンの好例です。
父親⇒仕事を引退し、趣味の碁会所をオープン。
母親⇒祖父母の他界後、念願のボランティアを始めて手話を習得。
20~30代の私は、両親を見て「人は何歳になっても新しい挑戦ができるし成長する」と太陽射手座らしい人生観を固めました。
私たちもそういう「良いお手本」になりましょう。
70代で迎える土星のハーフリターンへの道のり
ここから70代のハーフリターンまで、ネイタルの土星を使って人生を満たしていきます。
長いあいだそのテーマと向き合ってきた人は、すでに土星の使い方がこなれているので成熟へ。
向き合ってなかった人は、伸びしろアリアリ。
いずれにしても、下の世代の人たちが「60代、楽しそう!」と思えるお手本になるのもまた社会的な役割だと思います。
参考として。
スイスの大学の調査によると、人は年を重ねる方が幸福を感じやすくなるのだそうです。
その理由は、人生の問題との向きあい方を長く学んで得た賢さがあるから。
土星を使いこなしてこそだよな!という感じですね。
(詳しくは旧ブログをどうぞ⇒★幸福の条件)
さらに70代のハーフリターンからの大展開は、私のお手本アンリ・マティスについて書きたいのですがそれは別の機会に。
なお、ここに書いたことは2025年の解説です。
今の20代の平均寿命は100歳前後という推計があり、彼らが年をとるにつれサターンリターンの読み方も変化していくでしょう。
サターンリターンはきつい、という3つのケース
さて。
サターンリターンは流れに乗れば意外とスルッと終えていきますが、中には「きっつい」という人もいます。
その代表的なケースについて簡単に解説しますね。
①本人のあり方が原因
まずはメンタルや生き方のクセが理由のパターン。
土星が求めるものは「集団の中での成長と成熟のステップ」です。
逃げたり逆らったりするよりも、次のステージへ向けて切り替えて行く方がラクになります。
②ネイタルの太陽/月と土星が合またはハードアスペクト
ハードアスペクト持ちの人に多いのがこのケース。
例えばネイタルの太陽と土星がスクエアなんです、とかね。
この場合、サターンリターンとほぼ同時期にネイタル太陽もトランジット土星と合またはハードアスペクトになるため、土星効果を強く感じる傾向があります。

③サターンリターンに他の天体の影響が加わる
例えば2020年のコロナ禍でサターンリターンを迎えた人は、同時期にトランジット木星&冥王星もネイタル土星と合になってました。
社会の状況と合わせて、インパクトが強めだったかもしれません。

そして2025年8月現在、サターンリターンを迎えている人もちょっと盛り感。
土星で成長し、海王星で少し混乱し、天王星で殻を破り、冥王星で気合い!という感じ。

以上ざっくりまとめましたが、個人のケースはひとりひとり違うのでリーディングでどうぞ。
または『セカンド・サターンリターンのおしゃべり会』でリアルに語り合いましょう!
星勉LINEに登録していただくと、1日講座(定期勉強会)やサイトの記事更新の情報が届くほか、1対1のトークもできます。下のQRコードを読みとるか@swt0208hでID検索してください。

ひっそりインスタもやってます。








